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2014/01/06

基本的「術式」は語順と□

twitter(@kumita0921)でつぶやいた内容をまずは転載します。一部、意味が伝わりやすいように加筆訂正しています。

取り入れるにせよ、批判の対象になるにせよ、英語の教員免許を持っている人の9割以上が使える術式があれば、(英語の)教師としての哲学を持てる時間的・精神的余裕がで きませんか。哲学なき教師は、学校の決まりを、その意味を考えずに、守らせることのみに力を注いだり、生徒の人格を傷つけたりする傾向があります。その理由はどっかの都府のように、教師を決まりを守らせることで管理しようとしたり、その人格を無視するようなことをするトップがいることが大きな原因のひとつだと思われます。この「負の連鎖」は生徒にもつながります。その決まりの意味を考えることなく、「決まりだから」というのは、思考停止状態です。(決まりを無視せよと主張しているわけではありません) 人間関係って、かなりつながっているものです。
 お上がしているような振る舞いを、生徒に繋げな いために、教師としての哲学が必要になるのはこういった理由からです。哲学のためには余裕が必要です。余裕もないのに哲学を求めることは、お金がないのに何か買えというのとおなじです。

だから、授業における、職人技的な技術を必要としない「術式」って大切なんだけど、自身のある先生に限り、職人技を見せてしまう傾向がないかな。そうではなく、基本技こそ見せなければならないと思うんだけどな。ちなみに、この術式というのは、ナントカ化運動とは全く違います。批判大歓迎ですし、批判していけない誰かしらがいるわけでもありません。

椎間板ヘルニアの手術だって、基本的な術式はあります。医者の技術は、いかにして素早く手術を終え、患者の体に負担をかけないかが基本となります。職人技 的な、一般的な外科医とは違う名人的な手術はその後です。そして、誰もがそんな手術ができるわけではない。憧れて、自分の技術を高めようと刺激を受けたとしても、それで自分が研鑽しようとしたとしても、できないことだってあるんです。誰しもがブラックジャックやドクターK、浅田龍太郎になれるわけでもないし、それは決して恥ずかしいことではない。向上心さえあれば、スーパーマンになれなくても、いい医者になれるんじゃないかな。

英語教育に当てはめてみると、実質的に名人技を推奨していませんか? それは、大学でやればいいことなんです。大学は実践的な場所ではなく、未来の教師の幅を広げるところなんですから。現場では、基本的な教授方法が必要で す。
 術式が出来上がったらそれはもちろん、そのまま受け入れてもいいし、批判の対象として捉えてもいい。批判する人は能動的にそのノウハウを考えるのだから、全体として考えればプラスだし、批判されればよりよいものが、「亜流」も含めて改良されます。受け入れた先生は、いつか物足りなくなる。それで次のステップになる。それも進化です。

ワンショットとしてではなく、学習の全ての流れで使えるものを、つくりたいですね。あ、もちろん、批判大歓迎で(*^^*)  どっかのだれかさんのように、教条主義的に、英語教育はかくあらねばばらないなんていうのであれば、宗教や同人誌と同じようになってしまいます。現場で、英語教育学を前面に押し出して、主義論争をしたって、あまり生産的ではない。ところが、英語の授業は英語で行うとか、授業は共通のワークシートを使ってとかいう人たちからは、どうしても宗教的なにおいを私は感じてしまう。

色気を持たずに、目の前の英語教育を考えればいいじゃないですか。そ んな実践例が、松井先生のおっしゃる「ナンデス山脈」。お互いに10分程度発表=ナンデス山脈で、批判を決してしない、勉強会があるといいね。
(以上)

「術式」として考えたものは、次の通りです。

  1. 英文のSVを常に意識させ、「SがVする」(第1345文型)と「A is B. は A = B」(第2文型)を常に意識させる。
  2. 名詞句を□で囲む。
  3. 「gojun.PDF」をダウンロード を使って、英文を中に入れていく。
  4. 音読をする

 そして中学校の教科書を使います。意識するのは、名詞句を作ること、動詞のグループ、前置詞のグループに( )でくくること、それとも疑問文などの語順の変化(このように批判されるかもしれないけど)、ということです。

 中学校の教科書では説明が足りないなぁと思うところは、ネット上でアップされているプリントを使うことも出来ます。たとえば、A of BはBのAで大きな□だとか、前置詞グループの後置修飾だとかは、松井先生や私のブログにもあります。

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コメント

名詞句の把握は巷の教材で手薄なところだと思います。
拙ブログでは、
所謂「四角化」で、
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20130428

http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20130606
「ことがら」をまとめる「ワニの口」関連で、
http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20131030
が参考になるでしょうか。
ファイルが貼られているものはダウンロード可能になっています。

☆tmrowing先生
 コメントありがとうございます。おっしゃるように、巷の教材では手薄ですよね。卵と鶏になりそうですが、教材が少ないから意識されにくいのか、関心をもたれないから教材がないのかわかりませんが、どちらにせよ、名詞句が英語学習にもっと焦点があてられていないことは、学習者にとってマイナスだと思われます。
 リンクをありがとうございました!

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