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2013/10/23

わかりやすい授業で学力はあがる?

明けたので、昨日は試験最終日。1年生4クラスで教室のペンキ塗りをしました。前任校では改装が近いという話しがあったので行いませんでしたが、昔からの「行事」みたいなものです。教室の雰囲気が一気に明るくなりました。ペンキ塗りは初体験という先生と生徒にローラーや刷毛の使い方、ペンキの薄め方などを説明して、なんとか3時間で完成です。今朝、早めに教室に行き、養生テープをとらないと。

「養生8割、ペンキ2割」と生徒に話し、準備の大切さをペンキの作業をしながら話すと中に入るような気がします、気がするだけどね。なんでも準備が8-9割、本番は1-2割みたいなものです。

この頃というか、最近ずっと、英語教師(英語教育)の矛盾を感じています。こんな命題について皆さんはどう思いますか?

  • 分かりやすい授業を行えば、生徒の学力があがる
  • 教師の英語力があれば、分かりやすい授業を行われ、生徒の学力があがる
  • 理論的な枠組みを教師が知っていれば、分かりやすい授業が行われ、生徒の学力が上がる
  • すばらしい試験問題であれば、生徒はそれに向けて学習をし、学力があがる

条件説の部分は、英語の先生が拘りたいところです。「分かりやすい授業」「自分の英語力」「理論的な枠組み」「試験問題」、その他にも「発音」なんかもあるかもしれません。

「分かりやすい授業を行えば、生徒の学力が上がる」という命題については、私は2点ほどよく分からないことがあります。
1点目は、分かりやすい授業(生徒がなるほど!)と分かった授業では、生徒がそこで納得してしまい、復習をしなくなり、定着しない。これは、説明タイプの授業に多い気がします。そうそう、私が人からパソコンを習ったときみたいなものです。その場ではできた気になるんだけど、数日後になるとよく分かっていないというケースは少なくありません(苦笑)。自分で実際にやってみないとだめなんです。英語の授業で「実際にやってみる」というと、どんな方法があるんでしょうか。コミュニケーション英語1でいうと、「アクティビティだよ、アクティビティ」という人もいるでしょうが、40人の生徒をアクティビティでコントロールするのは至難の業です。だったら、問題集を使う? それも違うような気がします。

2点目は、教師の授業技術と、クラスの平均点は一致しないということです。たとえば、同じ先生が同じように教えても、クラスによって平均点は異なります。時には、「こっちの方が上手に授業ができているんだけどな」と思っているクラスの平均点が低いことだってあります。授業技術と平均点が一致するなら、どのクラスも同じくらいの平均点になるはずですが、そうならない。
確かに先生によっても多少の差はあります。ではその差は、教授技術の差かといえば、必ずしもそれだけでない。別の部分の方が大きいと私には思われます。

営業トークが上手な人よりも、すこししゃべりが下手な人の方が営業成績がいい、なんて聞いたことがあります。立て板に水の授業をする人よりも、あまり上手ではないが、だからこそ生徒が勉強するということもあるんですよねぇ。

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