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2012/11/13

指導テクニックを磨く、その前に。

ということで、久しぶりのブログ。
11/1(木)には今年も広島大学教育学部でお話しする機会をいただきました。昨年は「いつもの話し」だったのですが、今年は趣向を変えて、「新たな話し」だったので、どんな雰囲気になるか心配でしたが、オウディエンスにも恵まれ、自分なりには受け入れてもらえたかな・・・。
ブログでも有名なY先生や、広島大学のK先生とお話しする時間も持て、本当に感謝しています。ありがとうございました。
その後はお好み焼き屋さんで懇親会を開いていただき、ありがとうございました。もともと照れ屋なものなので、どうしても自分を壊さずにはいられません(笑) それにしても、広島大学の学生さんのパワーはすごいなぁ。いや、ホント。特に院生のパワーは強すぎ。
その時に使用したパワポファイルはこちらからです。

「2012.ppt」をダウンロード

翌金曜日は宮島経由で山口へ。今年は弥山にも登ることが出来たし、お好み焼きも食べることが出来たし、思い残すことなく、宮島を楽しめました。

山口県の目的は、第5回山口県英語教育フォーラム。内容については、クリックをして下さい。
今年は、うーんと思ってしまう発表もありましたが、全体的には山口県を訪れて満足でした。前日は、anfieldroadさんと、お店のはしご。湯田温泉で36年間、カクテルを作っているお父さんのお店で1杯、ショットバーで2杯と、翌日が講演だというのにも関わらず、遅くまで付き合わせてしまいました。でも、付き合ってくれてありがとうございましたm(__)m

さて、今回の広島山口遠征で、自分の中のモヤモヤで明らかになってきたこと。

  • Can-doリストは、何のためにあるのかなという疑問
  • 自分の立ち位置を強くするために生徒アンケートを使うことへの嫌悪
  • 指導方法を発表することに対する疑問

can-doリストは、官民あげての「流行」です。こういうとき、どうしても私は斜に構えてみてしまう。このリストを作ったからといって、本当にそのリスト通りに出来るケースがどれだけあるというのだろうか? ○○高校は出来た、▲▲中学校は出来た、そんな話しも聞きますが、その中学校や高校は、1学年の5クラスや8クラス、全てで本当に出来たというのでしょうか。普通科は除くだとか、1~2クラスだけのナントカ科だけの実践だったりするなら、汎用性という観点からは弱いと思います。つまり、多くの高校にとってのモデルにはなり得ないということです。
そして、そのうち、授業の見通しを作るためのリストなのか、リスト実現のための授業なのか、どっちがメインになるのか分からなくなってくるんじゃないかな、と私は思ってしまいます。それに、そのリストについて来られなかった生徒はどうフォローするんだろうか。
たしかに見通しをつけるリストもあった方がいいのだろうけど、それよりも「実践的」なのは、「このような授業実践をして、この時期にはこのようにすれば良かった。こうすべきだった。こう実践が出来て良かった」という反省録だと思います。

生徒アンケートというのも、私も今までに使ったことがあります。自分で使っていながらいうのもなんですが、生徒アンケートを無条件で「活用」してはいけないと私は思う。というのも、生徒はこちらのことを、思いやってくれます。大しておもしろくない講演を聴いても、「おもしろく、勉強になりました」と答えてくれるのですよ、生徒は。5段階でアンケートを聞いたって、おもしろくなくても、「2:少しおもしろかった(役に立った)」を選んでくれるものなんです。ちょっとは楽しいと思えば、「1:とてもおもしろかった(役に立った)」と答えてくれるものです。自分たちがどのように答えれば、そのアンケートは「役に立つのか」を考えながら生徒は答えてくれるものです。(教員は、あまり考えない人が多いかもしれないけど;笑) だから、それを錦の御旗とすることに私は躊躇します。

最後に指導方法。たしかに、授業が上手な先生の指導方法は勉強になります。こんな導入方法があるんだとか、こうやって英語を書かせるきっかけを作ればいいんだ、というノウハウは勉強になります。でも、若い先生には、その指導方法は真似てもらいたくないと思います。それよりも、その背後にある教材に対する哲学を参考にして、自分なりの哲学を作り、それをいかに具現化していくかを考えた方が、オリジナル=自分らしい授業に近づくと私は思う。名人と呼ばれる先生は、そのオリジナルの実現に成功したのでしょう。

もう少し書きたかったのですが、妹が産気づいたので、残りはまた後日に。

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コメント

フォーラムへのご参加、御礼申し上げます。この度は、長旅ご苦労様でした。美味しいお土産も皆で堪能させて頂きました。
フォーラムの本編である講演も、昨年の講師としての立場とはまた違った角度から眺めて頂くことが出来たのではないかと思います。とにかく、伝達講習会ではなく、風通しよく、物が言えて、お互いを豊かにするような会を続けて行ければと思っています。「山高きが故に…」ということで、講師自身も自らの視座を揺すぶることが出来、参加者それぞれが「…なんですよ」という自分自身を開示するような、「なんです山脈」が来年以降も連なってくれることを期待しています。有り難うございました。

☆まついたかしさま
コメントありがとうございます。
フォーラム、お疲れ様でした。スタッフの皆さまのご苦労に感謝申し上げます。
他の先生の「なんです山脈」を垣間見ることで、たとえそれが自分の中に落ちてこないことであったとしても、立ち位置を再確認できることは良かったことだと思っております。来年も、時間があえば伺います。

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