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2012/06/21

手段と目的

気づくと一ヶ月ぶりのブログ。情報でおなかいっぱいになりすぎて、疲れていましたが、書きたいことはいろいろとありますので、自分のペースでこれからも書いていきます。
おそらく、5年前の自分が今のブログを読めば、違和感を感じるでしょう。そして、5年後の自分が読めば、違和感を感じることでしょう。でもそれは、自分の「成長」として考えていきたいと思っています。林竹二先生ではないですが、「学ぶとは何かが変わること」ですから。

現在の授業のテーマは、「手段と目的とを混同せずに、いかに自分の発話時間を短くするか」、です。

当然のことですが、丁寧な説明をすればするほど、生徒の活動(この「活動」も教員が使うと、なんだか違和感を覚えることってないですか?)が減ります。「丁寧な説明」→「生徒の理解の深まり」と感じていましたが、「生徒の理解の深まり」は私の希望値よりもよっぽど低い。つまり、「丁寧な説明」→「生徒の理解」という図式は成り立ちません、私の技術では。「丁寧な説明」が手段であれば、「生徒の理解の深まり」は目的なのですから、目的に達しない手段は、間違った手段と考えています。

理解の深まりは、「理解の浅さの自覚」がベースとなるのではないかなぁと私は思います。そこで、学習者が「自分は分かっていない」ことが分かり、その分かっていないことを分かるようになるという取り組みが、学習者の中で始まります。それが、「生徒の理解の深まり」につながる唯一のルートだと今の私は思っています。

次回のブログで、現在のプリントをアップしますが、おそらく、授業中に私が説明している時間なんて、せいぜい10分。(3年生のReadingという特性もあるのでしょうが)

  1. 各自で選んだ単語帳で単語の確認(覚えるのではない)<5分>
  2. 英作文100<5分>
  3. 本文のリスニング
  4. 本文の新出単語フレーズ、および英語の説明で単語を抜粋
  5. 本文の解釈<せいぜい10分>
  6. リスニング
  7. リピーティング
  8. 音読(2回)
  9. サイトラ(各グループで振り返り・質問タイムあり)
  10. オーバーラッピング(2回)
  11. シャドイング(1回)
  12. リード&ルックアップ
  13. フリップ&ライト(可能なら)

という流れです。宿題として「フリップ&ライト」と「音読20回以上」を課していますが、チェックはしていません。

授業2回(単語数250~300語)ごとに、クローズテスト&音読大会。

クローズテストでは、銅メダル(4語ごと)・銀メダル(3語ごと)・金メダル(2語ごと)・プラチナメダル(日本語のみ)の4種類のプリントを用意します。両面を同じ印刷にして、表面でクローズテストを完成させて、裏面ではそれを音読。表面は手段であり、裏面は目的として、CDのモデル+7~8秒で読めれば銅メダルは合格。銀メダル、金メダル、プラチナメダルになるにつれ、それぞれ7~8秒をくわえていきます。ことばの学習ですから、「スラスラ感」が最終的な目的ですから、クローズテストの完成は手段、その音読は目的、と考えています。

まぁ、こんな授業ですから、「基礎に重点を置きすぎていて、受験に対応していないんじゃないか」なんていわれるんでしょうけど(笑) なんだかなー、って私は思いました。

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