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2009/04/29

その時は、今ほどあつくなれないゼ。

季節に一度のT先生との飲み会。いつもながら、学ぶことが多いなぁ。

  • 政治家は自分が当選してバンザイと喜んでいるようではダメだ。人々が喜ぶのではなく、人々を喜ばせる職業なのだから。これは、教員も同じで、教師が自分たちがうれしいと喜んでいるようではダメだ。どれだけ、他者(生徒)をハッピーにさせたかが大切だろう。自分よりも他者を大切にするからこそ、尊敬されるし、それなりの待遇も用意されている。
  • 方法論は他者を幸せにしない。確かに100ます計算で計算力はあがるかもしれないが、それが生徒を幸せにするわけではない。この頃の教育は、基礎学力の向上という錦の御旗に、方法論ばかり重視されている。他者を幸せにするという目的のための武器となるものが知識であり、その基盤が基礎学力なのに。

いつもながら、酔いが覚めるというか、酔わせない話しだなぁ。彼の哲学を聞いていると、気づくとビールが常温になっています。迷ったときには自分の原点に戻ることで、転勤などの環境の変化があったとしても、適応はできるのかな。

  •  愛とは、お互いに向き合う事ではなく お互いに同じ方向を見つめる事である(サンテグジュペリ)

これも、学校のあるべき姿なんだろうな。愛の対象は誰かって? 口先だけの人には気をつけた方がいいよね、A man of words and not of deeds is like a garden full of weeds.これって、もしかした俺のことかもsweat01

 writingの授業は、ALTとのTTも開始。まずは自己紹介ということで、自己紹介カードを書いてみる。narration形式で生まれてから今までのことを書かせるタイプと、簡易版とに分ける。narrationタイプでは、単に○○小学校に通っていたというだけでなく、その時のエピソードを書かせ、膨らみを持たせました。マッピングを最初から行うのではなく、自分が伝えたいことは何なのかをまずは考えさせ、英文を積み重ねていく。でも何も材料がなければまとまった文章を書きにくいということに気づかせてから、マッピングを紹介した方がすんなりと気持ちの中にはいるのではないかな。
 簡易版はいくつかスタイルを提示しました。"I was born in ~. I live in …."から始まり、、My favorite ~ is …, because S V .というもの。理屈では言い切れない愛もあるけど、理由のあるfavoriteを探してきてね、と妙なアドバイス。授業も愛も、同じような強さじゃないと、押しつぶれてしまうから、2つのタイプの自己紹介。
 ALTの待つ別室にグループで行き、そこで自己紹介とQ&A。全体の前でのスピーチもいいかもしれないけど、私ならそれはやりたくない。新しい環境が苦手で、目立つこともあまり好きではないので(キャラが変わったなぁ、昔に比べ;苦笑)、全体の前でなんか行うような自意識はもう持ち合わせていない。同じように苦手な生徒も少なからずいるってことです。
 ライティングの教科書を進める中で、文法も学習。そこで、例文の重要性を改めて認識しました。

  • Your nose is bleeding.
  • She is studying English now.

どちらの方がすんなりと、進行形のもつ感覚が頭の中に入っていくるだろうか。最初はbleedingではなく、runningを考えていたのですが、鼻風邪の女子生徒がいたので、bleedingに変えました。お年頃だしね。

 リーディングでは、相変わらずの□や(   )、[   ]をつけて、英文を理解させています。思ったよりも、この評判がいいので、これを予習用とさせようか。いつまでも、授業でこれを中心にしていても、発展もないし。足踏みは準備運動、実際に前に足を出してみましょう、ということです。
 興味や関心、必要性を本人があまり感じないときに、いくら予習が必要だといってもやってこないだろうし、やってきたとしても魂は入っていないでしょう。教員側の理想と、生徒の必要性(興味・関心)に溝があれば、どうやって対象者をこちら側の理想に近づけるのかという「年間指導計画」が心の中にあってもいいのでは。最初からオーバートップで走る車などないのだから。
 スラッシュリーディングにしても、ルールがあることは分かるけど、一人一人違ったスラッシュがあってもいいのではないでしょうか。前に戻らず、「/」と「/」との間を1つの意味のまとまりとして考えられるようになり、その間隔が少しずつ広がっていければいいのではないのかな。

  1. the top of the mountain
  2. the top / of the mountain

これは、最初は2でもいいのではないかなぁ。「法則」から入るのではなく、自分たちなりの法則を作り、それがルール的になっている「法則」に進化していけばいいのではないかな、なーんて相変わらずの現場ベースの私は思います。

 GWの後に新しい課に入るようなペース配分。精神論が必要なときもあるけれど、必要性と意欲がマッチしたときが、人間はいちばんあつくなれるのにね。

2009/04/25

基本はデッキ作りだよ!

 ストレスがあって深酒したのかなぁ。確かに大人としての行動という面では問題があったかもしれないけど、行動を自粛したり、記者会見を開いたりと、そこまでする必要があるんだろうか? 政治家の言動にはキャパのひろーーーーーーいマスコミ諸氏は、一人の青年の行動、しかも誰も傷つけていない行動をここまで注目するのか私には疑問です。
 我が家にテレビがなくなってから1年以上になりますが、テレビがないだけで、気持ちが冷静になれるものです。是非とも2011年には完全にアナログ波を停止して、少なくない家庭からテレビがなくなるといいかもねぇ。

 授業については徐々にスタイルもできてきました。最初はいろいろと考えてみましたけれど、自分の原点である「自立的学習者」を目指す授業へと帰着しました。何でもそうでしょうけど、やらされている感は長続きしないもの。知的好奇心を持ち、学ぶことで何かが変わっていく感覚を持ってほしいものです。「自立的学習」というとクールな響きはするけど、じゃー具体的にはどーすんだよ、とならないように、1つ1つ体験するしかないでしょう。

 単語も、単語だけで覚えるのではなく、コロケーションで覚えようということで、「空、板、雨、青い、季節、トタン」という6語を黒板の左に提示して、その直後に「トタン板、雨の季節、青い空」をその右に提示。どっちの方が覚えやすいかと尋ねると、全員が「右側」。だよねー、ということで、単語を単独で覚えようとはせず、コロケーションで覚えましょうねと納得してもらう。人間、納得したことは、行うものです。強制されたことは、やるフリをするものです(笑)。
 ただ、コロケーションで覚えるといっても、a snowball fight を「雪合戦」と最初から提示するのではなく、「雪玉の戦い」→「雪合戦」とすることで、1語1語の意味も確認できるようにしています。小学生の漢字ノートは、コロケーションで書かれているのに、英単語では単語だけなのかな。

 グループ学習で「単語力」を選んだ班は、教科書からコロケーションを抜き出したり、知らない単語を辞書で調べ、その用例(コロケーション)を抜き出したりと、自家製ピーナッツ作りに励んでいます。ちなみに、この班には、speakやgetなどの基本動詞を1回に1つずつ提示し、句動詞なども抜き出させたり、和英辞書で「思う」を検索させ、いろいろな「思う」を取り出しています。

 また音読については、基本的な音読だけでなく、リピーティングやRead and Look upなどを体験させ、「『分からない→分かる』ではなく、『分からない→生わかり→分かる』という順番で私たちは理解が深まるのだから、『分かる』ために、50回程度は音読をしなさいという指示も与える。

 Lesson1は試運転なので提出はなしですが、Lesson2では自分たちで調べたものをExcelでまとめて、ファイルで提出という流れができるといいなぁ。Lesson1では超基本的な学習方法の試運転で、その内容の通常運転はLesson2より。
 Lesson2では、英文にスラッシュを入れることの試運転で、それはLesson3から通常運転。Lesson3では何を試運転にするべきか考えている最中ですが、夏休み前までは欲張りすぎず、これだけで押していこうかな。

 「本当にできる人って、無色透明なんだよね」とは、連れ合いの昨晩のことば。最近、お知り合いになった方の話題の中でした。若いときはガツガツ感は必要だけど、年齢を重ねて、「させられている感」「ガツガツ感」ではなく、無色透明な穏やかさを持っている人には心を引き寄せられるものです。自分の理想とマッチするということか。

2009/04/19

バトスピの基本はデッキ作りだよ!

う。。。携帯でタイトルを直したところ、本文が失われてしまいました。がっくしdownwardright 改めて、また内容を書きます。。。

2009/04/18

勝手読み

 小学校に入学したリアル倫太郎。上に2人いるので、順調に進むかと思いきや、夜になると疲れ切っています。エネルギーの固まりなのにね。新しい環境で疲れているのもあるのかもしれませんが、もう一つの理由は、「学力低下を克服せよ」の大合唱で始まった、小学校1年生からの授業の増加もあるようです。小学校1年生が、最初から5時間授業ですよ。普段は教育について関心もない人や、実際に小さい子どもと接していない人も含めて、「学力低下ウンタラ」と聞いた結果、それが「世論」となると、なんだかパワーを持ってくるところが怖い。みんな自分たちの小さいときのことを思い出すといいのではないだろうか。

 将棋には「勝手読み」という「読み」があります。「自分がこうすれば、相手はこう指してくるハズだから、それで自分はこう指せば、相手はああするハズだ」と自分勝手に読んでいく「読み」のことです。私のようなヘボ将棋はこの「勝手読み」の連続で、相手にはこの「ハズ」とは違う手を指されて、負け続けていますsweat01 一方、棋士の読みはすごい。どーして、こんな所で悩むの?と素人が考えるような時間帯で1時間、2時間を超えるほどの長考をします。先日の名人戦の第1戦でも、挑戦者の郷田9段は3時間26分の長考を初日からしていましたよね。考えるポイントが、素人とプロとでは違うのです。プロは「ハズ」ではなく、「必然」と「勝負」を考えているからなのでしょう。
 以前に、先崎8段がエッセーの中で、羽生名人は敗れたときに悔しいというよりも、どうして自分が負けたのかという科学的なことを考える、と書いていました。「相手が悪い」「相手が自分の読みについてこられない」という非科学的な遠吠えではなく、自分の何が悪かったのだろうという冷静な思考です。これが、名人の名人たるゆえんでしょうか。

 では、「学力低下」を克服するための方法がいくも提案されて、実際に行われていますけど、これは本当に「ハズ主義」ではないのかなぁ。この「ハズ」の難しいところは、悪意が存在しないところです。(まさか、自分たちの地位や名声のためにやっている専門家はいないハズです) 学力低下は深刻な問題である→どうに解決しなければいけない=児童・生徒にとって学力をつけることは必要なことである→対策を考える

 学力向上という命題に対して、小学生の授業時数を増やすとか、中学校の英語で語彙数を増やすなどの対策がとられています。では、これで本当に命題が解決するのでしょうか。

 例えば、「英文法をマスターしなければいけない」という命題に対して、その解決策で「英文法を教える」という授業をしたとしましょう。『これでわかる基礎英語』みたいな薄っぺらいものではなくて、『総合英語Forest』や『基礎からの新総合英語』というじっくりしたものを使って、文法を1学ばせていこう。『クラウン総合英語』も充実しているし、いいねぇ。

 授業で教えるもよし、生徒に独学で使わせるもよし。でも、しっかりと学習しているかを確認したり、学習の動機付けのために、文法テストを毎週、実施しましょう。今は便利なテストメーカーもついていることだし、実施しよう。
 評判の高い参考書を使い、それを生徒が学び、その動機付けとしてテストをする。そうすれば、「文法力が伸びるハズだ」という対策です。こんな形で、「文法学習」をしているところも少なくないのでは?

 では実際に、これで文法力が定着しているのでしょうか? もちろん、「0」ではないハズでしょうが、教師と生徒の労力に見合うだけの力が定着しているのでしょうか。もちろん、一部の生徒が伸びたというのではなく、標準偏差は小さいまま、全体の平均が伸びたという実践があれば、ぜひとも教えて下さい。
 今まで「難関校」と呼ばれる大学へ一般受験で目指す生徒を受け持った経験がないので、知りたいものです。
 プロの選手のビデオを見ても、自分で実際にその動きをまねたり、体験してみなければ、実際に上手にはならないと思うんですよね。だから、本当にこのような「文法学習」で効果があがるのかという疑問を持つわけです。もし、効果が予想値ほどあがらないのなら、幸せになる人など少ないのでは?

 もしね、昔の学生の方が学力が高いという前提があるなら、その当時の学習方法はどのようなものだったのでしょうか。過去から、今でも学べるものがあるのでは? ただ、何を学び、何を改善して、何を捨てていくかという判断と、新しいことをしたいという野心とが交錯したときに、どのような実践をしていくか。それは、勝手読みになっていないのか。いつものように、自省を込めて考えたいものです。

2009/04/15

美濃囲い

 離任式で前任校に行ったときに、スリッパを履く。この瞬間に、自分は転勤をしたのだということを実感したのは、同時に転勤をした先生方の思いだったのかも。
 誰しも同じようですが、教科指導だけではなく、部活動や校務分掌など、今までとは違う仕事が入ってくるのはストレスのようですね。1年後には慣れているだろうと思って、進んでいくしかないのかな。

 振り返って自分のこと。どの層に授業を合わせていくのか、という試行錯誤のここ数日間です。教える側が中心となって授業を進めていくのであれば、アウトライン作りは出来るのでしょうが、今までと同じように「共同作業」として授業を作り上げていこうとすると、力の出し入れに困ります。将棋の羽生名人が「将棋は最強の手ではなく、6~7割の手で指し、相手に打たせるものだ」ということ仰っていましたが、なんとなくだけどその気持ちがよく分かる。
 今までの「相手」の特徴と、現在の「相手」の特徴とは全く違う。両者の、学習の履歴も全く違う。でも、共通しているところがあったり、想像以上のことがあったりするので、なおさら困ってくる。将棋にたとえるならば、今までなら棒銀で指せたものが、矢倉を組んだり、美濃に囲ったりと、時には棒銀にしたりと作戦が求められるなぁ。準備は穴熊、授業は美濃にして、飛車を捌いていくのが自分らしさか。

 頼りたくなり、tmrowingさんに電話をかけ、ヘルプをしてもらいました。(かけ直して頂いて、ありがとうございましたm(__)m) お話を伺っているうちに、自分の中のモヤモヤの雲が少し切れてきて、少し方向性が見えてきました。ブログの内容も、「実践記」というよりは、「奮闘記」になりそうです、当分の間は(苦笑)。途中の学年から受け持つのって、こんなに大変なんだね。初めて分かりましたsweat01

 STEP英語情報を読んだ先生から電話をいただき、資料の送付準備。今の自分と、あの時の自分にギャップを感じながらも、1年後には慣れているだろうと思っています。

 ちょっと前になりましたけど、名人戦の第1戦は、羽生名人の勝利。棋譜を見ましたが、素人には見えないものが、棋士には見えているんですね。7二歩なんか素人には想像もつかないんじゃないかな。

2009/04/01

ホントに!?

 英語教師は、希望すれば1年、ないしは2年間、希望する外国で勉強することができるという案が、今年度の第3次補正予算案に計上されることになったらしい。
 ただし、「第3次補正予算」が成立しなければ、もしくは、提示されなければ、なかったものとみなされるとのこと。







 ふー、間に合った。。。あと1時間もなかったよ(笑)

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