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2008/07/12

生涯一教諭のススメ

 暑い1日。学校で常駐している部屋が4Fにあり、風の通りが悪い設計になっているので、こういう日はとにかく暑い。クーラーもなく、扇風機が一台の準備室とは、冷房病が無縁なんですhappy01 CO2削減のため、学校だけでなく、役所も全てエアコンを止めてみたらどうでしょうか?おそらく、健康的になりますよ。

 大分での、教員採用試験を巡る金銭などの授受や、管理職試験に関わる商品券などのやりとりも、どこまで根が深いのかなぁ。飲み屋の与太話のようなウワサは聞いたことのある人も多いのだろうけど、実際にこう事件となってくるとどこまで広がりを見せるのか。
 「数百万払っても教員になりたいのかねぇ?」「高額な商品券を渡してでも管理職になりたいのかねぇ?」とは友人の言です。確かに周囲を見回すと、子どもには教員だけは希望させたくないという同僚もいるし、管理職の希望者も減っているところもあるのだとか。(確かに、後者は私はなりたくないですね)
 でも、そういう思いを持つ人もいる一方で、それとは逆の気持ちを持つ人もいるのですね。逆の気持ちを持つ人は、教育者としての自覚が強いのか、それともそのポジションの「旨み」を知っているのか、どちらなのでしょう。
 今回の口利きは、国会議員の秘書までいたというから驚きです。県会議員もいたんだよね。日本では、ノーブレス・オブリージュという概念はいつから失われたのだろうか?

 どちらにしても、今回のような人たちは、現場で児童生徒と向き合っている先生方を傷つける行為をしていたのです。「トカゲのしっぽ切り」にとどまらず、厳罰で臨んで欲しいものです。
 「教育に対する信頼回復」なんて言葉がむなしく聞こえますけど、そのむなしさを具現化するのは、現場の先生方です。PR活動や新規事業で信頼が回復できると思ったらオメデタイだけで、現場の教員が行うしかないのです(しかも、自分たちの上司の尻ぬぐいをする大分県の先生は大変ですね)。

 こういう事件が、他の自治体に波及するの?と思わせるような新聞記事もあり。日本の教育は地方に任せた方が良いのか、それとも中央集権的な方が良いのか。

 何度も書いているように、教諭で採用されたら、ずっと教諭になれば良いだけだと私は思います。誰しもが、最初から管理職や行政職になりたくて教員を目指したわけではないでしょう。だったら、日頃から教員が生徒にいうように、「初志貫徹」すればいいだけなんだけどね。管理職には、行政の人でも、地域に人でも、全体をマネージメントしてくれるなればいいだけでしょう。その代わり、職員会議での教諭の発言をもっと大切にすればいい。

 どんなシステムでも最高のシステムなどありません。ただ、エントロピーの法則をごまかすために、外からセメントで形を整えるのではなく、常に生まれ変わっていく組織の方が強固なんだろうなぁ。『生物と無生物のあいだ』 (福岡伸一著、講談社現代新書)を読んだせいか、そんな気持ちを持ちます。

 本日は、生徒5名と英検の2次試験の練習。明日が2次試験なので、今日で練習も10回目です。最初の頃に比べると段違いに上手になっているのですが、本番は緊張するからねぇ。「普段の半分しか力が出なかったdown」という人もいるけど、だったら、力が2倍になるように練習すればいいだけのこと。そうすれば、想定していた力が出せるというものです。
 願掛けもあり、あまり深くは書きませんが、結果が出たらまた書いてみます。

 ひたむきに学習や部活動に勤しんでいる生徒を見てから、インターネットの大分の事件を読むと、むなしさに襲われるのは私だけではないでしょう。

 で、本当に、今時の若者はいけないんですか・・・・?

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コメント

倫太郎さん
「何度も書いているように、教諭で採用されたら、ずっと教諭になれば良いだけだと私は思います。」とありますが、本当にその通りだと思います。希望も出していないのに、行政へ移動をさせられる教員がいます。もともと、真面目な人が多いですから、どこへ行っても一生懸命頑張るのですが、残された生徒はかわいそうだと思います。
管理職養成研修で行政の方が「私も数年前まで教員をしていました。だから、いろいろわかっています。」と言ってから「『高校教育課』『県の教育委員会』が決めたことを守るのは当たり前で、反論して、その反論が通ると考えることはおかしい」「行政職員のほうが教職員よりえらい」と言い切るのを聞きました。クエスチョンマークが私の頭の周りを埋め尽くし、私は言葉を失いました。
生徒と日々を過ごしている身としては「生徒のためにならない」ことはしたくないから反論したいし、なんとかしたいのですが・・・
いろいろ窮屈なことが多くなっていますが、個性豊かな若者と出会えることができる教室に救われている私です。

☆Lucyさま
 コメントありがとうございます。
 秋田県で『たいまつ』という新聞を発行されていた、むのたけじ氏は、当時の文部省のことを指して、「内側には高圧的で、外側には腰が低い。この『伝統』は戦前と変わっていない」という旨のことを書いていました。いわば、内弁慶ですね。
 実際に文部科学省と接したことはないので直接的には分かりませんが、お話のようなエライ人々にはその遺伝子が組み込まれているのでしょうか。

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