代理授業
モチベーションのお話は一休み。
本日は午後から進路関係の出張で、新宿へ。国士舘大学の入試説明会に参加。それにしても、すごいホテルでするのね。
ガイダンスを伺ってから、個別相談会で必要なお話をして、すぐに出ました。いろいろと美味しそうな食べ物や飲み物があったんだけど、どうもこういうときにはいただく気がしません。知り合いもいないしねぇ(苦笑)
昨日は、非常勤講師のS先生に頼まれて、2年生の代理授業をすることになりました。以前にアップした「使用フリー教材」をバージョンアップさせたものを使い、名詞句と前置詞句(この言い方、勘弁して下さいね)の部分の学習です。校内で会ったことはあるけど、実際に話したことのない生徒ばかりなので、ワクワクもするけど、ドキドキもします。テンションを上げていかないといけないね、こういう時には。
最初2ページはS先生がすでになさっていたので、「冠詞+形容詞+名詞」(3ページ目)から始めました。プリントを配布してから、「好きな人同士になりなさい~」というと、生徒がバラバラと席を立ちます。この時に、受けを狙う生徒と1人になっている生徒に注意をします。女子のグループに入ろうと受けを取る男子を、「いじるならこの生徒」と決めて、1人になってしまう生徒は、フォローが必要になります。「分からなければ、グループで相談しなさい」と指示。
その後、そのプリントを行います。教室を回りながら、できていないグループにはヒントを与え、必ず正解するようにします。また、1人になっている生徒は、周囲から話すかと期待したのですが、ずっと一人きりなので、S先生にパートナーをお願いしました。
そして、答え合わせ。答え合わせといっても、どのグループも出来ているので、ほぼ全員が全ての問題に○をつけます。(実は、これが入り口の狙いなんです。出来れば、人間は面白いですから) 答え合わせで、正解をしている生徒が歓声を上げるので、その歓声をしっかりと受け止めました、生徒が「いぇぃ」といったら、私も「へぇぃ」のように(笑)
5問ほどそのやりとりがあったので、6題目には「その歓声、気に入った。最後までやってくれよ」というと、次の問題からなぜかフェイドアウト(笑) 相手の土俵にたつけれど、自分のペースに持ってくるちょっとした技術です。
答え合わせにつづき、私の後に続けて、英文の音読。
この組み合わせを、5ページ行います。(どんなプリントを使ったかは、こちらを参照して下さい。ただし、スペルミスや作問上のミスもありますので、あくまでも参考程度に。先ほどにも書いたように、今回使用したプリントは、これをバージョンアップしたものです)
そして、最後に教科書に出てくる英文を使って、□(名詞句)と( )(前置詞句)との演習です。1文だけを生徒に配布して、それを□と( )でくくらせます。例えば、、、
- My hobby is watching professional football on TV.(短単227より)
という文を提示して、□ V(is) □ ( ) というヒントを与えて、自分たちで完成させます。今度はノーヒントですが、正解は渡したプリントの裏に書いておきます。「解いたら裏を見なさい」といって、ゆるやかな「最終問題」とします。
全て完成して、代理授業も終了! 終わってから、「○○先輩は先生のクラスですか?」とか、「△△は、俺のお姉ちゃんなんだよ」などと生徒から話しかけられ、教室を後にしました。
終了後、S先生からは、いくつか質問があったので、それに1つ1つ答えました。お話ししたことは、「教えすぎずに、やらせること」ということです。教えても、身に付かないんですよね、絶対に。自分たちで、「うまくいかないぞ」と思いつつ、友人と協力しあうことで、取り組むようにさせ、そのフォローを教員サイドが行います。そして、取り組んだ結果、「分かった」と思えるような手筈を立てること。これが大切だと思うんですよ~、とS先生にエラソーにお話をしました。
「簡単そうに見えるけど、実際にやってみると難しそうですね」というS先生からのお褒めのひと言がうれしいですね。寿司職人を見ていると簡単に握れるように見えるけど、でも実際にやってみると握れないですよね。そうそう、マジシャンも同じ。
「雑談が気になりませんでしたか?」と聞かれたので、「全然、気になりません。だって、お話ししながらも、みんなプリントに取り組んでいて、しかもかなりのスピードで解いていたじゃないですか♪」と答えました。とかく、苦手な生徒にとっては、英語の授業に対する心理的バリアが大きいので、それを取り除くように授業に取り組むといいですよ、とまたエラソーにご意見を申し上げました。
担当している学年が、2年生の時、3学期は私はほとんど教えませんでした。課題を与えて、グループで解かせるだけです。授業の間は、教室内を巡回して、止まっているグループにヒントを与えたり、出来ている生徒がいたら「他のメンバーにこの文を説明してあげてくれ」とお願いしたりするだけでした。でも、それで学力が伸びました。
こじ開けるようにしても、眠れる森の美女を守る茨は開きません。その時が来たら、茨は自然と、自分からほどけます。生徒の心の茨を上手にほどけるような授業をしたいものだなぁと思っています。
教育相談と英語教育、ちょっとした共通点はこんなところにもあります。
本日は名人戦第3局。羽生善治挑戦者がまさかの大逆転で2勝1敗に。いい気分で、焼酎が飲めます。
















コメント